初心者でも失敗しないレストラン選びと接待術
お客さまを招いて食事をする場合、場を料亭にするのか、それともレストランにするのか、もしクライアントにグルメな人が多いのでしたら私はレストランを選ぶことをおすすめします。私はこれまで、日本料理、フレンチ、創作料理などクライアントの好みや雰囲気に合わせてさまざまな場を使い分けてきましたが、最も料理が美味しいと喜ばれたのはフレンチです。最近では日本人の味覚に合わせて食材や味付けに工夫がほどこされているため、実は私たちがいちばん食べなれているのは日本料理よりもフレンチやイタリアンである、というのも理由のひとつです。ここではグルメなお客様を満足させるための飲食店選びのポイントをお伝えしていきたいと思います。
グルメなお客様をお招きするときにはとにかく、「基本がしっかりしたお店」を選ぶようにしましょう。フレンチならフランス料理の、イタリアンならイタリア料理としての基礎をしっかりと押さえた料理を出していることが基本中の基本です。そこさえしっかりしていれば、基本をあえて崩したようなスタイルの飲食店も面白いと思います。フレンチでありながら、和食のあっさりとした風味の料理などは、きっとどのような方にも喜ばれるでしょう。
基本がしっかりした飲食店を見極める具体的なポイントとしては、「素材が新鮮」「旬の食材を使っている」「高級食材を扱っている」「グルメな方からの評判が良い」などが挙げられます。
フレンチ、というと敷居が高く入りにくいという印象を持たれる方もいるかもしれませんが、実はその逆です。一流のフレンチ店ともなると、客のワガママを聞いてくれます。予約やオーダーの際に好きなもの、嫌いなものを聞いてくれるような気配りのできるお店だと、苦手な食べ物やアレルギーがあるというクライアントをお招きするときに助かります。また、客のその日の体調・体格などを考慮して料理のソースの濃さや塩分に変化を付けるような気配りをしてくれる店だと、もはや文句のつけようがありません。